中国メディア・東方網は18日、「どうして日本の医療体系は世界をリードしているのか、それは経済、制度、文化の要素が重なった結果だった」とする記事を掲載した。

 記事がまず最初に挙げたのは、医療保険制度の充実ぶりだ。「日本の医療保険制度はスタートが早く、第1次世界大戦後の健康保険法にまでさかのぼる。当時は自由加入だったが、その後日本の全国民に拡大された。そして現在は、外国人を含む日本居住者に適用され、医療費を30%自己負担し、残りを政府が負担する制度になっている。また、大きな病気をした時の医療負担についても、日本政府は施策を講じているのだ」とした。

 次は、「医療リソースの配置が優れていること」とした。中国では医療リソースの大半が大都市に偏っており、農村や地域コミュニティのリソースが不足しているのに対し、日本では各地域にある小型医療機関のレベルが高く、従事している医師も優秀であると説明。日本では小さな病気ではまず地域の診療機関に行き、大きな病気の場合に大きな病院に行くという分業体制が整っていると伝えた。

 また、日本では医師と薬品業者との癒着による腐敗が制度的に防止されていることにも言及。「日本は医療機関と薬局が分かれている。医師が出した処方を、患者本人が選んだ薬局に持って行って薬を購入するのだ」としたほか、日本の医師は中国に比べて高待遇であり、社会的に強くリスペクトされていると説明した。

 そして最後に、細かい部分にこだわる日本人の性格も充実した医療体系に寄与していると指摘。「周到なサービスは決定的な要素ではないが、患者に対して確かに異なる印象や感覚を与える」としている。’(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)