国外を旅行で訪れる中国人客のマナーがたびたび問題となっており、日本でも中国人のマナーが問題視されたこともある。だが、日本で問題となっているのは中国人旅行客だけではないようで、中国メディアの環球網は15日、「韓国人旅行客のマナーのない行動が日本人を怒らせている」と論じる記事を掲載し、マナー違反をしているのは中国人だけではないと主張している。

 記事はまず、韓国メディアの報道を引用し、日本の長崎県の対馬は韓国から非常に近く、韓国の釜山から高速船に1時間10分ほど乗船するだけで到着するため、韓国人に人気の渡航先となっていると紹介。そして、韓国人客の増加により、地元住民との摩擦も増えていると伝えた。

 続けて、対馬は高齢者が人口の30%を超える島で、元々は非常に静かな島であったが、旅行客の増加と一部旅行客のマナー違反の行為により摩擦が生じていると紹介。対馬の景勝地では韓国語で「お静かに」と表示されていたり、旅行客の散らかすごみの問題、さらに、地元の交通の妨げになる行為も見られ、対馬の住民は「怒っている」と紹介した。

 これに対して、韓国のネットユーザーの声として、「唾を吐くのは韓国人の悪い習慣であるが、韓国人の多くはそのことに気が付いていない」と紹介。さらに、韓国メディアが「中国人旅行客のマナーばかりが面白おかしく報道されているが、自分達も反省する必要がある」と報じたことを伝え、マナー違反をしているのは中国人だけではないと伝えている。

 誰がどの国を訪れるにしても、地元に住んでいる人たちに対する配慮を忘れてはいけない。こうした報道を通じて、われわれ日本人も改めて自分の行動について見直すようにしたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)