マナーは国や文化によって異なるが、日本では電話する時にも独特のマナーがあるようだ。これは中国からすると理解に苦しむ面でもあるだろう。中国メディアの捜狐は15日、日本人と電話する時に注意すべきことに関する記事を掲載した。

 記事はまず、電話というコミュニケーション方法自体、相手が見えないぶん誤解が生まれやすいと指摘。日本人が礼儀にこだわり注意深いというのもあるだろうが、電話をかける側も受ける側も「中国とは違うマナーがある」ので注意するよう呼び掛けている。

 記事は、日本人が電話で大切にしているのは「相手の感情」だと紹介。相手が「話をきちんと聞いてもらっている、理解されている、尊重されていると感じるかどうか」を重視しており、それができているかどうかで電話の内容や深さも左右されるとしている。

 続いて、電話をする側はまず自分が何者であるかを名乗ることが必要だと紹介。電話であまり名乗ることのない中国とは異なる習慣だ。その後、「いつもお世話になっております、ごぶさたしております」など状況に応じたあいさつが必要で、それから相手に伝わりやすく要件をはっきりとゆっくりと話すべきだとした。さらに電話の途中でも、何度か間を取り、分かったかどうかの反応を待つのも相手を思いやる習慣であると紹介。この点、中国では直接相手に「分かりましたか」と聞くが、これを日本で言ってはならないと記事は忠告した。

 同様に、電話を受け取る側にも礼儀があると記事は紹介。相手が間を置いた際には分かったかどうかを確認しようとしているため、分かった際には「はい」と答えるか内容を繰り返し、分からなければ礼儀正しくそれを伝えるべきだと伝えた。最後電話を切る際にも、日本ではさようならではなく失礼します、と言って、すぐには切らないのがマナーである。相手が切るのを待つというのも、中国には無い習慣であり、教えてもらわなければ分からないことである。

 このように見てみると、日本では電話でも多くの礼儀作法があり、外国人からすると面倒に思える習慣かもしれないが、人間関係を円滑にするのに大きく役立っていると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)