国や地域ごとに文化や習慣は異なるが、トイレが1つの文化とまで言われ、たびたび話題となるのは世界でも日本くらいであろう。中国メディアの捜狐は13日、「日本のトイレは一度体験すると、思わず友達に教えたくなってしまう」と指摘する記事を掲載した。

 「トイレは一国の文明レベルを表す」として、近年の中国では公共トイレを改革することに力を入れている。中国の公衆トイレが汚く、臭いがきついという悪評を一掃したいようだ。

 一方で記事は、日本のトイレは非常に清潔なだけではないとし、「中国人の関心を集め続けることができる理由」を挙げている。日本の公衆トイレや商業施設のトイレは、中国人からすると「それぞれに個性があって、落ち着く空間になっている」ことに驚きを感じるようだ。

 そもそも、中国人にとってトイレは「汚くて臭う場所」であるため、長居するような場所ではない。それゆえ、日本のトイレに「飲食、喫煙、パソコンの使用禁止」の張り紙があるのを見て、「日本人はトイレの中でどれだけ寛いでいるのか」と衝撃を受けるが、実際に日本のトイレを使用すれば「非常に清潔で、定期的に掃除が行われいるゆえに、トイレの中で清々しささえ感じる」と主張した。

 また、日本のトイレでは「個室内に便利な設計が取り入れられている」ことも指摘し、「乳幼児を座らせておく椅子や、着替えのために使用する台が壁に折り畳み式で設置され、必要な時に使用できる」ことや、「多くの場所に障がい者向けのトイレが設置されている」ことを挙げ、こうした工夫や配慮は中国では見られないものだと指摘した。

 日本のトイレと中国のトイレを比較すると「トイレは一国の文明レベルを表す」という表現はあながち間違っておらず、中国人が「日本のトイレは一度体験すると、思わず友達に教えたくなるってしまう」と感じるのもごく自然なことだと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)