中国メディア・東方網は15日、日本の秋で最も美しい都市として栃木県の観光名所・日光を紹介する記事を掲載した。

 記事は、「日光は日本で有名な観光都市で、毎年秋になると数百万という観光客が現地を訪れて紅葉や秋風を楽しむ。しかし一方で、中国人観光客にとってはあまり知られていないマイナーな場所となっているのだ」と紹介した。

 そして、中国にも多数存在する秋の景勝地と決定的に異なる点として、日光は充実した、規範に則った開発が行われてきたと指摘。乱雑に立ち並ぶ宿泊施設もなければ、環境を汚染するような痕跡も見られないとし、日光は世界の10大秋季観光スポットの1つに数えられるほどだと伝えている。

 また、日光には日光東照宮などの世界遺産が存在するほか、毎年10月に行われる秋まつりでは伝統的な日本文化を体験することができると説明。さらに、秋だけではなく春も景色が秀麗であることが、日光の持つ魅力の1つであるとした。

 記事は、日光の観光業が発展した大きな理由として、大都会の東京から電車で2時間ほどという交通の便の良さを挙げ、東京にやってくる観光客たちが自ずと日光まで足を延ばすと伝えた。そのうえで、中国に存在する秋の景観スポットは都市から非常に離れていて、到着するのに十数時間かかる場所さえあると指摘。「目的地に着けば長い道のりの疲労は癒されるが、帰りの事を考えると憂鬱になる」とし、中国デモ今後の観光業や観光スポットの開発によりアクセスの簡便化が進むことに期待を寄せた。

 ビザ要件の緩和、格安航空路線の充実などにより、中国人にとって日本はますます訪れやすい場所になっている。国内の遠い景観スポットに苦労して行くよりも、日本のスポットを訪れた方がはるかに便利で快適と考える人も少なくなさそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)