中国の国土面積はロシア、カナダ、米国に次ぐ世界第4位であり、その広さは日本の25倍以上に達する。また、中国の人口は約13億8639万人で世界1位となっており、こちらは日本の約10.9倍となっている。

 国土や人口がこれだけ違えば、中国の国内総生産(GDP)が日本の2倍以上となっても何ら不思議なことではないが、逆に中国から見ると日本は中国の国土の25分の1で、人口も10分の1以下でありながら、GDPが世界第3位であることは「尋常なことではない」ように映るらしい。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本の国土は決して大きくないのに、経済的な豊かさを手に入れることができた国であることを指摘し、「中国は日本が不利な外部環境に置かれながらも、経済や科学技術、文化といった点で大きな成功を収めた国であることを正しく認識する必要がある」と伝えている。

 記事は、日本は1990年代のバブル崩壊によって深刻な打撃を受け、その後も労働力不足や少子高齢化といった問題を抱えているが、1人あたりGDPはずっと上昇していると指摘。また、日本は海外に莫大な資産を保有していて、対外純資産残高は27年連続で世界一であると伝え、中国国内では「日本は衰退の一途を辿っている」と認識されているが、実際には経済面で大きな発言権を持っているのだと論じた。

 さらに、日本は中国に比べて貧富の差が小さく、富の分配も比較的公平であると強調。また、ノーベル賞受賞者を数多く輩出していることからもわかるとおり、日本の科学技術力は非常に高く、アニメや漫画といったコンテンツ、おもてなしをはじめとする日本の文化は世界的にも高く評価されており、「日本は人口や国土の大きさという点で中国ほど優位にはない」としながらも、日本は経済や科学技術、文化といった点で大きな成功を収めた国であることは間違いないと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)