中国人が日本を旅行で訪れる際には観光ビザを取得する必要がある。以前は観光ビザを取得するだけでも厳しい要件が存在したが、近年は取得要件が段階的に緩和されていて、団体のみならず個人でも日本を訪れやすくなった。中国メディアの新華社は11日、日本のパスポートは最強だが、「中国のパスポートも世界で認められてきている」と主張し、これは中国が世界に認められてきている証拠であると伝えた。

 記事は、英国のコンサルティング会社「ヘンリー&パートナーズ」が9日に発表した、ビザなしで渡航することのできる国と地域の数を基準にしたパスポートの強さに言及し、日本のパスポートは世界190の国と地域にビザなしで渡航することができ、これは世界最多であることを紹介し、その意味で日本のパスポートは世界最強であることを指摘した。

 続けて、過去10年間において、ビザなしで渡航できる国・地域が最も増えた国はアラブ首長国連邦だったと紹介。アラブ首長国連邦のパスポートの強さは2006年当時は62位であったが、現在は161カ国・地域に渡航でき、第21位まで順位を上げたと紹介している。

 では、中国のパスポートはどうなのだろうか。現在、中国のパスポートでビザが免除されたり、到着時のビザ申請で入国することのできる国・地域は74カ国・地域にとどまったが、ランキングは17年から14位も順位を伸ばし、第71位になったと主張。中国はアラブ首長国連邦と並んで、ビザなしで渡航することのできる国が最も急速に増加している国であると主張した。

 記事は、中国のパスポートの強さランキングが上昇しているのは、中国が世界各国との強い絆を構築しており、世界に認められるようになってきている証拠であると主張している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)