中国メディア・東方網は12日、「中国人が知らない、日本の中国料理」とする記事を掲載した。記事は、「中国料理」、「中華料理」と言われながらも、本場中国の人が想像するものとは異なっていたり、見たこともない日本の料理を3つのタイプに分けて紹介している。

 最初に挙げたタイプは、「起源は中国にあるものの、すでに完全に日本化しており、なおかつ鮮明な日本風の特色が出ていて、もはや、日本料理を称するに値するような料理」だ。その代表はギョウザとラーメンであり、そのネーミングからは濃厚な中国テイストが感じられるものの、実際に中国で食べられるものとは大きな違いがあると説明。日本のギョウザはゆでギョウザではなく焼き餃子であるほか、ラーメンでは麺を重んじる中国に対して、日本はスープに対するこだわりが強いと紹介している。

 2つめのタイプは、「中国と日本の特色を兼ね備えている料理」。これは、料理の名前が中国と同じであり、見た目も似通っている部分があるものの、日本人の口に合うように作り方や味付けがアレンジされているものとし、その例として、麻婆豆腐、担々麺、青椒肉絲を挙げた。

 そして、3つめのタイプは「日本で誕生し、そもそも中国には存在しない料理」だ。「中国式の調理技術が採用されているが、日本人あるいは日本で飲食店を経営する中国人が発明したもので、日本人の味覚に完全に合わせて作られている。例えば、天津飯、中華丼、冷やし中華などだ」とし、天津飯には「天津」という文字が使われているものの、天津人はほとんど知らないほか、中華丼もあくまで中国風として作られた汁かけご飯の一種なのだと紹介した。

 記事は最後に、このように「中国人が知らない日本の中国料理」はまだまだたくさんあるので、興味がある人はぜひ実際に日本に行って試してみてほしいと結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)