デジタル化社会が加速している現代において、中国は多くの人がスマートフォンを持っている。モバイル決済が普及したこともあって、中国人にとってスマホはもはや手放すことができない存在になったと言っても過言ではないだろう。だが、日本と中国のスマホには大きな違いがあるようだ。

 中国メディアの今日頭条は8日、日本で販売されているスマホや携帯電話のカメラ機能は「シャッター音を消すことができない」と紹介する記事を掲載し、その理由について考察している。

 日本と韓国以外の国ではスマホや携帯電話は一般的にカメラのシャッター音を無音にすることができる。だが、日本国内では携帯電話やスマホのメーカーや機種にかかわらず、シャッター音を消すことができない仕様となっている。これは携帯本体やSIMカード側で制御し、無音での写真撮影ができないようにしているのだ。

 記事は、日本の携帯電話やスマホのシャッター音が消せないのは「盗撮を防止するため」だと紹介。過去にカメラのシャッター音を消して女性を盗撮することが社会問題となったことが要因で、日本国内では携帯電話のカメラはシャッター音を消すことができないのだと紹介している。

 また、日本と中国では写真撮影に対する考え方も大きく違っていることを挙げ、中国人旅行客が日本を訪れ、街行く日本人の写真を撮りたいと思っても「一言声をかけてから撮らせてもらうことがマナー」だと強調。もしも許可を得ずに勝手に撮影すると「盗撮」していることになり、発覚した場合には「非常に面倒なことになる」と指摘し、日本を訪れる予定のある中国人は注意すべきだと論じた。

 中国では写真を撮る前に断りを入れる人は非常に少ない。自分の顔写真をネット上に掲載することに全く抵抗のない人も多く、写真撮影やプライバシーに対する考え方は日中で大きな違いがあると言える。日本を訪れる中国人客は確かに街の日本人を勝手に撮影しないように注意したほうが良いだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)