中国メディア・東方網は12日、「大迫傑、設楽悠太に、川内優輝、日本人はどうしてこんなにマラソンで走れるのか」とする記事を掲載した。マラソンという競技が、日本人の持つ精神に非常にマッチしているというのが、記事の作者の見方のようだ。

 記事は、今年2月の東京マラソンで設楽悠太選手が2時間6分11秒の日本記録をマークしたのに続き、今月7日のシカゴマラソンで大迫傑選手が2時間5分50秒で3位に入ってアジア人種初の2時間6分台切りに成功したと紹介。また、川内優輝選手は頻繁にマラソン大会に出場し、その都度好成績を挙げているほか、レースでは常に全力を出し切り、いつもゴール後に力尽き果てて倒れ込むとしている。

 そのうえで、日本人がマラソンで好記録を出す理由について、作者自身の実体験に基づくエピソードを披露。「17、8年前に日本で働いていた頃、週末にジョギングをしていた。ある日、ジョギングを終えて休んでいると、1人の女性がトレーニングしているのを見かけた。走り疲れて息も絶え絶えになっていた彼女は、見たところ体型的にマラソン向きではないように覚えた」とした。

 そして、「驚いたことに、ラストスパートでフラフラになってもうトレーニングは終わりだろうと思っていた彼女が、さらに一周、また一周と走り続けたのだ。スピードは私のほうが速かったが、体力や忍耐力は間違いなく彼女のほうが優れており、極限まで走り続けるという精神では遠く及ばないと感じた」と伝えている。

 記事は、「マラソンという極限まで忍耐する運動は、日本人の特性に極めて合致しているのだ。中国のプロランナー、アマチュアランナーのいずれもが、日本のランナーに比べるとなおも差がある。中国のプロのレベルが、日本の『最強の公務員』にも叶わない状況なのだ」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)