日本の自動販売機文化は中国でもすっかりおなじみだ。話題になるのは数量の多さだけではなく、売られるものの種類の多さ。奇抜な自販機が出現するたびにネットで紹介され、注目が集まる。中国メディア・東方網は11日、「日本の街に世界初の食用昆虫自動販売機が出現した」とする記事を掲載した。

 記事は、「日本ではしばしば、奇々怪々な代物が出現する。近ごろは、さまざまな食用昆虫を販売する自販機が街に出現したという。販売機の取り出し口には『食べる勇気はありますか』と書かれており、人びとの好奇心を掻き立てている」とした。

 そして、この自販機を取り上げた日本のSF小説家・梶尾真治氏のツイートを紹介。ツイートに貼りつけられた写真に映っている自販機には「世界初昆虫食自動販売機」と書かれ、機体にはテントウムシやミツバチ、ガなどのイラストが満載であるとした。実際にはまだ稼働しておらず、昆虫の実物は補充されていないものの程なく「入荷」すると伝える一方で「ネットユーザーたちは好奇心を抱いているものの、大多数の人がこのようなたんぱく質の補充法は受け入れられないと感じたようだ」と伝えている。

 記事はまた、自販機には「世界初」と書かれているものの実際には先例があり、米ヒューストン自然科学博物館内にはすでに食用昆虫の販売機が存在すると指摘。「開けたらすぐに食べられる非常に便利な包装だが、やっぱり口に入れるのは憚られる」と評した。

 梶尾氏のツイートによれば、記事が紹介した昆虫自販機は熊本市中央区の商店街付近にあるという。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)