近年の経済発展と旅行ブームにより、日本を訪れる中国人が増加している。10月1日から7日までの国慶節(建国記念日)の連休中にも多くの中国人が日本を訪れた。

 中国人の消費は「モノ」から「コト」へと変化していると言われていて、日本を訪れる中国人のなかには、日本人の普段の生活を体験したいと考えている人も大勢いる。中国メディアの捜狐は8日、日本の「民宿」や「旅館」を紹介する記事を掲載し、日本の風情ある旅館や民宿には「宿泊する価値がある」と論じる記事を掲載した。

 記事はまず、日本の旅館や民宿はホテルと違って、日本人の生活を手軽に体験することのできる宿泊施設であり、日本旅行に面白みを添えてくれると紹介している。では、日本の民宿や旅館にはどのような魅力があるのだろうか。

 記事は、民宿や旅館で使用されている建物は古い日本家屋であるケースが多いため、木造建築から感じられる木のぬくもりや、日本庭園の光景は訪れる人の心を癒すと紹介。さらに、部屋には「畳」があり、まるで住み慣れた家に帰ってきたような感覚になると紹介している。

 さらに、訪れた人が地元の人の生活体験ができるように、主人と共に市場に食材の買出しに行ったり、自家農園で収穫体験などのサービスを提供している旅館もあると紹介している。他にも、様々なタイプの旅館や民宿を紹介しているが、その多くは日本家屋で畳のある宿が多く、「一般的な日本の家庭の体験をすることができる」と紹介した。

 日本を訪れる中国人の関心は単なる買い物から、一般的な日本人の生活を「体験する」ことへと変化しつつあると言われている。民宿や旅館で日本人と生活を体験し、忘れることのできない思い出を残してほしいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)