中国では奇抜な理由による休暇申請書がしばしばネット上で話題になるが、それは従業員が積極的に休暇をとろうとしている姿勢の裏返しとも言える。そんな彼らから見れば、日本人の休暇取得日数の実態には驚きしかないかもしれない。中国メディア・東方網は10日、「どれだけ働くのか日本人、有給休暇の日数が他国より少ない」とする記事を掲載した。

 記事は、昨年から今年にかけて中国国内で「スモッグ休暇」、「太陽休暇」、「独身休暇」、「失恋休暇」といった奇抜な休暇が続々と出現し、人びとをあっけに取らせていると紹介。一方で、ある調査によると日本人の有給休暇利用率は世界最低レベルであるとした。

 そして、この調査では日本以外の年間有給休暇取得日数が15日から20日程度だったのに対し、日本の取得日数はわずか8.76日にとどまったこと、男女比で見ると男性が12.57日だった一方で、女性はわずか4.97日と極端に少なかったことを挙げ、「これにはとても深く考えさせられる」と評している。

 また、有給休暇の取得に罪悪感を覚える日本人の割合が63%という高い数値になったことを指摘。日本人が有給休暇を取得しない理由が多い順に「緊急時のために残しておく」、「職場が人手不足」、「同僚が休暇を取っていないから」となっているとし、長時間労働や残業が常態化している日本の就業状況に対して日本政府が「働き方改革」を進めているものの、有給取得の「罪悪感」解消を含めた問題解決にはさらなる時間が必要のようだと伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)