中国メディア・東方網は8日、世界で最も硬いと言われている食べ物が、日本人が愛してやまない食材であるとする記事を掲載した。

 記事は、「日本は海の食べ物を非常に愛する民族であることは、われわれも良く知っている。それは、彼らの生活する地理環境と大きく影響がある。そしてまた彼らは強い危機感を持って暮らしており、食べきれない新鮮な魚を干物にして休漁期に食べられるようにストックしてきたのだ」とし、海産物を重要視する日本の食文化について紹介した。

 そのうえで、数ある日本の海の食べ物の中に、ギネスブックにも登録されている「世界で最も硬い食べ物が」あり、それが鰹節であると説明。「どれほどか硬いかと言えば、以前に鰹節を使ってちゃんと切れる刀を作ったほどである。最初は決して硬くないのだが、長期保存するためにカツオの骨を取り除き、数日間燻して水分を落とすことで、非常に硬く変化するのだ」と伝えている。

 そして、普通に食べようとしても全く歯が立たず、力を入れれば歯のほうが折れてしまうほどの硬さを持つ鰹節の食べ方について、通常は専門の道具を使って非常に薄く削って食べると紹介。煮ても油分が浮かび上がらないことから、出汁を取るのに広く用いられており、出汁は透明で澄んでいるうえに栄養豊富で、日本人の間で非常に喜ばれているとした。

 初めて鰹節の塊を見た外国人は、それが魚製品だとは思わず、何かの木片だと思い込むに違いない。そして、実はこの「木片のようなもの」があらゆる日本料理に命を吹き込む役割を果たしているということに大きな驚きを覚えることだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)