中国メディア・東方網は5日、日本の街じゅうに「祝中国建国69周年」といった標語が掲げられており、奇妙な印象を覚えるとする記事を掲載した。

 記事は、10月1日に迎えた中国の建国記念日・国慶節について「今年も年に1度の国慶節がやって来て、国じゅうが祝賀ムードに包まれた」とした。そのうえで「しかし実は、世界においてわが中国だけでなく、別の国でも同じように国慶節を喜んで迎えている国がある。それは、日本だ」と伝えている。

 そして、ある中国人観光客が近ごろ日本旅行をし、日本に到着した際に「自分は中国に戻ってきてしまったのか」と呆然としたというエピソードを紹介。「日本旅行中、街頭の至るところで中国の影を見ることできた。多くの商店が『慶祝中華人民共和国成立69周年』といった標語を掲げており、店の中も国慶節のムードに満ちていたという。新宿の地下鉄にさえ、国慶節おめでとうといった看板が出ていたとのことだ」とした。

 記事はこの状況について「これは、観光客が本当に中国を出たのかと疑うのも無理はないだろう。多くの中国人が異郷にやって来て、中国の祝日ムードを感じ取っているのである」と説明。日本で国慶節が祝われる背景には中国人観光客の増加があり、今年の国慶節期間に日本を訪れる中国人観光客数は昨年よりも10%増えて過去最高を記録する見込みだと伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)