日本で広く親しまれている中華料理の1つに餃子を挙げることができる。日本で餃子と言えば、一般的には焼き餃子を指し、あくまでも「副食」として、ご飯のおかずとして食べられている。

 だが、本場の中国では餃子と言えば水餃子を指すのが普通で、中国東北部ではあくまでも主食として扱われる。同じ餃子でも日本と中国では大きな違いがあるわけだが、韓国やベトナムの餃子もやはり中国の餃子とは大きな違いがあるのだという。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本と韓国、ベトナムでは餃子が広く親しまれているものの、中国の餃子とはそれぞれ大きな違いがあることを紹介した。

 記事はまず日本の餃子について、「餡」は中国の餃子と大差ないものの、日本の餃子は中国でいう「煎餃」であると紹介。「煎餃」とは中国語で焼餃子を指す言葉だ。中国では余った水餃子を翌日などに食べる際に、温める意味で焼く程度で、日本のように焼くことを前提として作ることはあまりない。

 次に、韓国の餃子について紹介。韓国餃子は「マンドゥ」と呼ばれるが、形はアジアの餃子のなかで唯一の「円形」であると紹介。そして、餡は「言わなくてもわかるだろう」と主張し、キムチであることが一般的だと指摘した。日本では焼き餃子、中国では水餃子が一般的であるのに対し、韓国餃子のマンドゥは蒸して作るのが一般的のようだ。

 また、ベトナムの餃子については皮の材料が違っているうえ、餡は豚肉やエビが一般的であると紹介し、歯ごたえの良さが特徴だと指摘。中国で長きにわたって愛される餃子は周辺国に伝わり、独自の発展を遂げつつ、本場中国の餃子とは違った美味しさとなっていることを紹介している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)