小学校時代の思い出で一番楽しかったことを聞かれて、給食と答える人は少なくないだろう。白衣を着て給食を運んだり、余ったおかずを巡って争奪戦を繰り広げたことが懐かしい。中国メディア・東方網は3日、「日本の小学校の給食室に入ってみたら、どこにもゴミが落ちていなかった」とする記事を掲載した。

 記事は、日本の小学校における給食の様子を紹介。昼食の時間になると、クラスの児童が机を移動させて給食が運ばれてくるのを静かに待つとし、静かに待つという習慣が小さいころから毎日の積み重ねとして培われていくと説明した。

 また、日本の小学校では昼食の時間も教育を行う絶好の機会と考えられており、子どもたちに給食や食べ物のありがたさを知ってもらう取り組みが行われているとし、定期的に児童が給食を調理する給食室を訪れ、食事を作ることの大変さを実感させると伝えた。

 そのうえで、小学校にある給食室の写真を紹介するとともに「給食室内のどの部分も清潔にされており、一片のゴミも見つけることができない」と指摘。それゆえ、給食で提供される食べ物を安心して口にすることができると紹介するとともに、「これが日本人の、子どもたちへの教育に対する態度だ。彼らは子どもこそが未来であり、子どもにひどい扱いをすれば自ら未来を捨てることになるというのを知っているのだ」と評している。

 記事は「日本の小学校の給食から、日本の教育を見ることができる。子どもたちは昼食の時間も刻々と教育を受けていて、すでに労働と衛生の観念を自らの思想の中に刻み込んでいるのだ」とした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)