日本の建築現場は安全第一でとてもきれいであるため、中国のネット上では「建築現場とは思えない」とたびたび称賛されている。中国メディアの一点資訊は27日、日本の建築現場に関する記事を掲載した。特に「管理が徹底していて可視化ができている」ことを称賛している。

 では、どんなところが「可視化」できているのだろうか。記事はまず、日本の現場には工程表や1日のスケジュール、作業責任者一覧や安全管理責任者などがボードに貼ってあり、はっきりしていると紹介。例えば、1日のスケジュールが時計とともに張り出されており一目瞭然だ。記事は、日本ではお昼の時間以外にも午前、午後に休みの時間が決まっていて、就労時間もはっきりしていることに感心している。

 また、作業に使う用具類も誰が見ても一目で分かるような管理ができていると指摘。このおかげで現場は整然としていて安全かつ衛生的に保たれている。ヘルメットを置く場所は決まっており、誰が作業に入っても施工の順番が一目で分かるように印がつけられていて、電気の線も種類別に色分けしてあるので間違える心配はない。壁に固定されて長すぎる線はきちんとまとめられてもいるので、混乱を防ぐことができる。

 また、中国の現場との明らかな違いは「清潔さ」にあると言って良いだろう。日本では本当に工事現場かと疑いたくなるほど整然としていてごみひとつない。記事によると、これは毎日決まった時間に掃除するほか、定期的に昼休みなどにごみ拾いをしているためだと指摘。「可視化」のために、清掃状況確認表があり、日付、業者名、担当者名、清掃確認、確認者を毎日記載していると紹介した。現場のごみも分別しているが、誰が見ても迷わず分別できるように、色別に分けられているのが分かる。

 記事は、日本の工事現場の「可視化」から、日本人のまじめな生活態度が伺えると感心し、「だから旅行者が称賛するように街がきれいで、手抜き工事がなく地震にも耐える建物を建てられるのだ」と結論している。中国でこれを実践するには時間がかかりそうだが、日本の可視化を取り入れれば、ずっと安全かつ清潔になり、労働者にとっても働きやすい環境になるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)