中国メディア・東方網は20日、間もなく始まる中国の大型連休について、日本が国外旅行先で一番人気になっている一方で、韓国の免税店が観光客を取り戻すためにさまざまな販促キャンペーンを仕掛けていると報じた。

 記事は、中国の大手オンライン旅行予約サイト・携程旅行網が先日発表した、10月1日からの国慶節連休の国外旅行目的地人気ランキングで、日本が1位となったことを紹介。2位はタイで、昨年韓国客が激減した韓国も回復の兆候を見せつつあり4位にランクしたと伝えている。

 また、日本旅行については日中国交正常化40周年をきっかけとした日中関係改善の機運が人気を後押ししており、関西地方を襲った台風21号や北海道の大きな地震による観光客数への影響は日本全体から見ると限定的であるとの分析を紹介した。また、観光資源や目的地の選択肢が豊富なこと、ビザ発給条件の緩和も大きな要因になっているとした。

 一方で、韓国では免税店業界でより多くの中国人観光客を呼びこむために各種の優待活動を打ち出していると紹介。ロッテ免税店は今月14日から来月11日まで購入金額に基づいて最高で34万ウォン(約3万4000円)分の金券をプレゼントするほか、一定金額以上の買い物をした客には無線スピーカーやパックなどを進呈するとした。また、新羅免税店も中国のネット著名人をゲストに招いての美容レクチャーイベントを開催する予定だと伝えている。

 ロッテ免税店の関係者によれば、中国人ツアー客の数は以前よりも少ないが、それでも大型連休期間は通常時よりも10%から20%多い売り上げが期待できるという。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)