中国メディア・東方網は20日、ある日本人が中国にやって来て開口一番「ここは中国ではない」と語ったとし、その理由について解説する記事を掲載した。

 記事は、「時代の発展と社会文明の進歩に伴い、中国の経済はますます発展し、科学技術力もますます高まっている。そして、世界における中国の地位も向上し、多くの外国人が中国に対して強い興味を持つようになり、仕事や留学にやって来る人も後を絶たなくなった」と紹介した。

 その一方で、「多くの外国人が、中国の状況を自国と比較するのだが。なかにはいまだに中国に対して偏見を持っている人もいる」とし、その例として先日中国を訪れた日本のある人が飛行機を降りた瞬間に「これは中国ではない」と感嘆したと伝えている。

 この日本人の感嘆について記事は、「歴史的な理由もあって、多くの日本人はいまだに中国に対して偏見を持っており、中国に対する印象の上書きが、中国の急速な発展に全く追いついていないのだ」と指摘。日本がいかに豊かであるかをひけらかし、中国が後れているかを見てやろうとやって来たこの日本人は、高層ビルや広い道路、都市のにぎやかさ、秩序正しさなどを見て、自身の中国に対する印象を完全に覆されてしまったのだと説明した。

 日本で中国社会に関して、あるいは中国製品に関して話をするときにしばしば「まあ、中国だから」という言葉を耳にする。それはまさに記事が指摘するような「中国に対する偏見」の表れと言っても過言ではない。もちろん、発展途上な部分はたくさんあるが、一方で今の中国にはすでに日本のはるか先を行っている部分もあるということを、日本の社会全体がそろそろ広く認識すべきなのかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)