中国では、「日本は非常に自然災害の多い国」であると多くの人に認知されている。実際、最近も非常に強い勢力を保ったままの台風が上陸し、各地に大きな被害をもたらしたほか、北海道でも最大震度7の大きな地震が発生した。自然災害が多いことを理由に、中国では「日本はいずれ海の底に沈んでしまうのではないか」と考える人は多いようだ。

 中国メディアの捜狐は18日、日本が海の底に沈み、日本人が中国に移民してきたとしたら、「受け入れることに同意できるか」と問いかける記事を掲載した。日本が実際に沈没するかどうかは別として、日本人が仮に難民になった場合において「歴史問題などで日本に対して複雑な感情を抱える中国人は日本人を受け入られるか」について考察している。

 日本国内では日本が将来的に沈没することを心配する人はまずいないだろうが、記事によれば中国では、「将来的に日本が沈没してしまう可能性が高い」と思っている人が多いようだ。日本で台風や地震といった自然災害が多く発生していることも、中国で「日本沈没」を信じる人が多い要因となっているらしい。

 記事は日本は台風や地震といった災害が多発しているため、沈没してもおかしくないとし、「将来多くの難民が発生する可能性もある」と主張。中国のネット上では日本人難民を受け入れるべきかについて様々な議論が交わされていると紹介し、人道的立場から受け入れるべきという声もあることを指摘する一方、記事の中国人筆者は「日本から学ぶことができる点は多くあるが、日本人難民を受け入れることには抵抗がある」と主張した。日本が沈没してしまうことはないにしても、記事の主張からは多くの中国人はやはり日本や日本人に対して複雑な感情を抱いていることが読み取れた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)