日本は成長戦略の1つとして医療観光を推進している。治療のみならず健康診断も医療観光に含まれるが、日本に医療観光に来る外国人のなかでは中国人が非常に多い。しかし、中国国内でも健診を受けることができるのに、なぜ大金を使って日本まで来るのだろうか。中国メディアの快資訊は10日、その理由について分析する記事を掲載した。

 記事は、5つの理由を挙げている。その1つが、「日本の医療レベルが高いこと」。設備や医療技術などのハード面から、サービスなどのソフト面まで、すべてレベルが高く、中国とは比べ物にならないと感心している。2つ目は、「がん予防で世界一のレベルにある」こと。日本の人間ドッグでは非常に小さな初期のがんも見つけることができ、早期発見・早期治療につながると紹介している。

 3つ目は、「中国では受けられないサービス」があるという。日本の病院では、スタッフは常に笑顔で態度が良い。検査の前には失礼します、検査の後にはお疲れさまでした、ご協力に感謝しますと言ってくれるのが「VIPの扱いを受けている感じ」がするそうだ。4つ目は、「距離が近く食習慣などが近い」こと、そして、最後は「検査項目が多く費用も相応」だからというものだった。

 中国から来て検査するとなると検査費用に加え、交通費やホテル代などがかかり、かなりの時間と費用がかかるが、そうするだけの価値があるということなのだろう。また、中国人の間でそれだけ健康意識が高まっているとも言えそうだ。これからも中国人による訪日医療ツアーは増えていくに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)