中国メディア・東方網は17日、日本で就職する際に注意しなければならない「ブラック企業」にありがちな求人広告の内容について紹介する記事を掲載した。
 
 記事は、「われわれはしばしば、就職した会社の実情が求人広告の内容と大きくかけ離れていたという話を聞く」としたうえで、日本国内の求人情報に熟知した日本人が、ブラック企業を疑うべき求人広告のポイント5点を挙げたと紹介。「日本で間違って『海賊船』に乗りたくないのなら、これらの点に留意すべきだ」とした。

 1つめは「高収入」をうたっている求人広告。「これらの企業に入っても、社会の恐ろしい部分を実体験するだけ」とし、やたらと高収入好待遇の広告に飛びつかないようにすべきだと指摘している。

 2つめは「アットホームな職場」をうたい文句にしている求人広告。「家庭的で快適、あたたかな印象を与えるが、『アットホーム』なブラック企業では、社員はみんな家族だからという考えのもとで残業を強いられることになる」とした。

 3つめは、広告の中で従業員をイメージした人物が高級な腕時計などの装飾品を身に着け、高級車と一緒に映っている写真が掲載されているものを挙げた。4つめは、一年中求人広告を掲載している企業。一定期間求人広告雑誌などをチェックしないとなかなか分からないが、「延々と求人広告を掲載し続けている企業は従業員の在職期間が短く、常に新しい従業員を募集する必要がある」と考えるのが合理的だと説明した。

 最後の5つめは、能力や技能面での要求に対して待遇が低いこと。「例えば3カ国が話せて通訳経験がある人の給料が新卒生と同程度であるなら、やめるべき。専門人材を雇う上での潤沢な資金がなく、最低ラインの賃金で釣られる人がいないかを試しているのだ」と伝えている。

 生まれた時から日本にいる、あるいは長年日本に住んでいるという人であれば、ある程度の「うさん臭さ」を感じることができる。しかしそれでも美辞麗句を並べ立てた広告に引っかかる日本人はたくさんいるのだから、日本での生活経験が少ない外国人はなおのこと注意が必要だ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)