このほど、大阪の民泊施設で中国人観光客と中国人オーナーとの間でトラブルが生じ、中国のメディアやネットが大きな関心を寄せた。トラブルは、利用客が部屋を激しく汚したままチェックアウトしたことが原因とされている。中国メディア・東方網は14日、「日本の生活で知っておくべき生活の常識」とする記事を掲載した。

 記事は、日本に滞在、生活するうえで注意すべき点をいくつか挙げている。主に日本在住者向けの内容ではあるが、一般の住居を宿泊施設として提供するケースが多い民泊を利用する中国人観光客もトラブル回避のために知っておいた方が良い点もある。

 まずは、ゴミの処理方法についてだ。「地域によって、ゴミの内容によって、捨てる時間やゴミ袋の種類が異なる。生活ゴミは一般的に可燃ごみ、プラゴミ、紙ごみ、ビン・カン類、不燃ごみなどに分かれるが、資源の浪費を減らすためのゴミのリサイクルは日本において非常に重要視されている」と伝えた。

 続いては、生活騒音の防止である。「日本の集合住宅の多くは壁が薄い。隣人とのトラブルを避けるために、可能な限り生活騒音を減らす必要がある。テレビやラジオ、オーディオの音量、掃除機や洗濯機を使用する時間、ドアの開閉、歩く音、そして、会話の音量といった点に配慮しなくてはならない」と説明している。この点は、特に民泊を利用するうえでも気をつけなければならない点だろう。

 記事はまた、バス・トイレの使い方についても言及。トイレットペーパーは水洗便器の中に捨てて流す必要がある一方、生理用品やティッシュペーパーなどは決して流してはいけないと指摘した。また、入浴時には排水溝が髪の毛で詰まらないよう配慮する必要があるとした。「バスやトイレの排水管が詰まれば、水漏れを起こして階下の住人に影響を与え、場合によってば弁償沙汰になる恐れもある」と説明している。

 そして、最後にベランダに関する注意事項を挙げた。「日本の集合住宅のベランダは、緊急避難用の出口として使用されるため、物を置いて出口を塞いではいけない。そして、ベランダの植物に水を与える時には、階下の洗濯物にかからないよう配慮が必要だ。また、洗濯物は下着が隠れるように考えて干すこと。これはプライバシーを守るとともに、隣人や通行人への配慮でもあるのだ」と伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)