日本国内の高速バスは近年、安さだけでなく、快適さを強みとして利用者を増やしていると言われている。中国にももちろん長距離バスは存在するが、中国人から見ると日本と中国の長距離バスには圧倒的な差が存在するようだ。中国メディアの快資訊は6日、日本と中国の大型長距離バスを比較し、「その差は非常に大きい」と指摘する記事を掲載した。

 かつて日本の大型バスは車内の狭さや独特の臭いなどから「車酔いしてしまう」と敬遠されていた時代もあったが、現在では車内の快適さは格段に進歩した。記事は、「日本で流行している大型バスはとても豪華で、車内は1人ずつプライベートな空間が保たれるように工夫され、電子機器の充電ができる電源や、無料Wi-Fiが用意されている」と説明した。

 さらに、なかには1部屋ずつに仕切られた座席があるバスも存在することを伝え、「まるでホテルの様だ」と驚きを示した。また、トイレが設置されているのはもちろんだが、トイレは「衛生的でリラックスできる空間になっている」ことも伝えた。

 これに対し、中国でも多く利用されている長距離バスといえば多くの荷物を抱えた乗客が多いゆえに、車内は人と荷物で一杯で、快適な空間とはとても言い難いのが現状だ。そのほか、定員オーバーの状態で運行するバスも横行しており、検問の際に車体下部の荷物を収納するスペースに乗客を隠していたという危険な事例も発生している。

 中国の長距離バスの利用者の多くは出稼ぎで労働者たちで、彼らの持ち込む荷物は少なくないのだ。日本と中国の長距離バスを比較すると、確かに「その差は非常に大きい」と言わざるを得ない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)