都会の喧騒や生活のリズムの速さに疲れを感じ、自然豊かで環境の良い田舎で暮らしたいと考えるのは日本人だけではないようだ。しかし、中国メディアの今日頭条は6日、「日本の農村部の生活を見ると、中国はまだこれから長い道のりを歩まなければならないと実感させられる」と論じる記事を掲載した。

 日本を訪れた中国人の多くは、日本の印象として街中の清潔さを語るが、「それは観光地や都市部に限ったことではない」と指摘した。そして、日本は農村であっても非常に清潔であり、「すべて住民の自覚によって美しい環境が保たれている」ことに驚きを見せた。

 中国の都市部ではインフラの整備が進み、生活において不便を感じることはなくなったが、農村部の開発はまだ進んでいない場所が多い。また、路上を清掃する清掃員や清掃車は農村部では配備されていない。中国の農村部はまだ貧しいこともあって、清潔さとはまだ無縁の状況というのが現状だ。

 また記事は、日本の農村部は中国に比べて大きく発展していて、都市部と何ら変わらない生活ができるのは驚きであるとし、それは農業でも十分に豊かな暮らしができるためであり、「日本の農家は近代的な方法を取り入れ、野菜や果物をビニールハウスで栽培しているので生産性が高い」とし、これも農村の発展に繋がっているとした。さらに交通手段についても、「日本の農村では各家庭が自動車を所有しているので、何の問題もない」と説明した。

 こうして日本の農村部の生活の様子を知ると、中国人としては「理想とする自然に囲まれた美しい環境」のもとで、都市部と変わらない便利な生活を送ることができるのは羨ましく感じられるようだ。同時に、中国の農村が日本の農村と同じだけ発展するためには「まだ長い道のりが存在する」と感じるようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)