段ボールは、引っ越しの際など物を運んだりするときに欠かせないアイテムだ。そしてまた、見た目以上に耐久力に優れていることから、梱包以外の用途も広がっている。避難所における活用もその1つだ。中国メディア・環球網は9日、6日に発生した北海道の大地震被災地に設置されている避難所に、数百枚の段ボールが運び込まれたとする記事を掲載した。

 記事は日本国内の報道として、「北海道の地震で大きな被害が出た厚真町に設置されている避難所に、段ボール箱で作った簡易ベッド400セットが日本赤十字北海道看護大学から運び込まれた」と伝えた。

 そして、運び込まれた「段ボールベッド」について、長さ1.95メートル、幅90センチと十分な大きさを持っているほか、ベッドの下には荷物の収納スペースまで設けられていると紹介。朝晩の冷え込みが大きくなっている北海道の避難所では防寒の効果があるほか、エコノミークラス症候群を予防する効果も期待できるとし、硬い床に毛布を敷いて寝るのに比べて体の負担が軽減されるという専門家の意見も伝えている。

 記事は、マグニチュード6.7を記録した今回の地震で、震度7を記録した同町では多くの住宅が山崩れによって押しつぶされ、約1000人が避難所で生活していることを併せて紹介した。

 近ごろ日本国内で自然災害が頻発していることが中国国内で注目を集めるとともに、日本の災害支援体制に対する視線も強くなっている。その中で「段ボールベッド」の存在と有効性に対する中国国内の関心は少しずつ高まりつつあるようだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)