日本に来る中国人の多くが、日本の街の清潔さを肌で感じている。そのためか、「日本はアジアで最もきれいな国」との意見に反論する人はほとんどいないという。中国メディアの快資訊は5日、日本はいかにしてアジアで最も清潔な国になれたのかに関する記事を掲載した。日本の清潔さを称賛しつつも、「中国には短期で達成できないことなので不満を持つ必要はない」とも主張している。

 記事はまず、日本のきれいさについて、大きい道路も小さい路地でもどこもかしこも「きれいすぎる」と称賛。ごみ1つを見つけるのも大変なほどで、多くの訪日中国人は、祖国の恥になるのを恐れ、日本に来るとごみをむやみに捨てられない心境になるという。

 ではどうして日本はこんなにきれいなのだろうか。これは「教育」と切り離せないと分析している。幼い頃からごみのポイ捨てをしないように教えられているが、口先だけでなく親や周りの大人も、ごみのポイ捨てや道路に痰を吐かないといったマナーを実践しているので、子どもも自然と真似するようになっていると称賛している。

 さらに「法律」のおかげでもあると記事は主張。日本はごみのポイ捨てなど公共衛生に厳しく罰則が定められており、実際に執行されるのできれいにできているのだと論じた。実際には、罰則があるのでごみのポイ捨てなどのマナー違反をしないという人もあまりいないだろうが、「どこもかしこもきれい」な日本が中国の良い手本になっているのは間違いないだろう。

 記事は、「短期間で日本に追いつくことは不可能ではあるが、この違いを知り反省することは必要だ」と締めくくっている。最近では中国でも、若い人を中心に公共のマナーに気を配る人が増えており、都市部などではマナー意識がだいぶ高まった。とはいえ、地方や田舎へ行くとマナーの意識はまだまだ低いと言わざるを得ない。記事が指摘しているように、中国が日本のように清潔な国になるには、かなりの時間を要するのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)