中国メディア・東方網は6日、北海道胆振地方を震源に発生した最大震度7の地震により札幌市内で発生した液状化現象について「まるで世界の終りのようだ」と報じた。

 記事は、台風21号から変わった低気圧が通り過ぎて間もない6日に未明にマグニチュード6.7の比較的震源が浅い地震が発生して、多くの場所で停電や家屋の倒壊などが起きたと紹介。その中で、札幌市清田区では地面で大規模な液状化現象と道路の破壊が生じ、多くの自動車が液状化した地面に呑まれ、家屋も傾いてしまったとしたうえで「その様子はまるで世界の終りのようだった」と伝えた。

 そして、液状化について「砂質の土壌と高い地下水位という状況が重なり、一定の強さの地震で揺れが生じると、砂質の顆粒が水中に浮き上がるという現象で、土壌は建築物の重量を支える力を失い、建物が沈下もしくは傾斜してしまうのだ」と説明している。

 記事はまた、液状化現象や家屋の倒壊、断水、停電などの被害が生じた現地で、多くの市民がスーパーやコンビニに駆け込み急いで食糧を買い込む姿が見られたと紹介。あるスーパーでは開店前から入口に長蛇の列ができ、開店すると今度は行列に並んでいる市民たちが売り切れやしないかと心配そうに店内の様子を窓越しにのぞき込んでいたと伝えた。

 今回の地震では大規模な停電、広範囲の土砂崩れ、そして液状化現象といった現象を生み、大きな被害を出した。来月には中国の国慶節連休を迎えるが、人気の観光地である北海道を訪れる中国人観光客数に少なからぬ影響が出そうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)