中国メディア・東方網は5日、日本旅行から帰って来た中国人観光客が「あらゆるものが素晴らしかった」と語る一方で、唯一「安心できなかった」と打ち明けたとする記事を掲載した。

 記事は、「日本は中国との距離が近いことから、中国からの観光客が訪日外国人観光客のなかで最多となっている。中国の祝祭日は観光のピークとなり、日本の街の至るところで中国人がおしゃべりをする声が聞こえてくる」とした。

 そのうえで、中国人観光客が数多く日本を訪れる理由として、富士山や桜を始めとする各地の景色の美しさ、日本人のモラルの高さや礼儀正しさ、そして、日本の食べ物が非常に喜ばれていることを挙げた。特に料理については「本式の日本料理は主に現地の食材を生かして作られる。淡白な味わいの料理とともに、美しい盛りつけも特徴だ。食べものが美しい皿の上に少しずつ盛られており、とても外観を重視している」とし、和食の魅力について紹介するとともに、おでんやラーメンなど、日本の大衆的な食べ物も豊富でおいしいことを伝えている。

 その一方で「日本では、睡眠の問題が『玉にキズ』になることがある」とし、ある女性中国人観光客が「日本で宿泊した際に、床に布団を敷いて寝ることが多く落ちつかなかった。それに、日本では常に地震があるということで、いろいろ考えてしまってなかなか眠れなかった」と不満をこぼしたことを紹介。「日本で睡眠の質が低下したと語る観光客は多いのである」とした。

 ベッドで寝ることが当たり前の中国の人にとって、畳の上にじかに布団を敷いて寝るというのはなかなか慣れないようである。日本の生活習慣を体験する目的で1、2泊程度畳の部屋で寝るとしても、旅行中の睡眠の質を確保するには、やはり慣れたベッドでの睡眠がいいのかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)