インドネシアで8月18日から16日間にわたって行われた第18回アジア競技大会が2日、幕を閉じた。日本オリンピック委員会(JOC)は、この大会を2020年東京五輪の前哨戦と位置づけ、史上最多の762選手を派遣し、メダル数では金75、銀56、銅74という成績を収めた。

 中国メディアの騰訊体育は2日、この大会に日本が挙国体制で参加したとする記事を掲載した。東京オリンピックで金30枚という目標を掲げる日本は、中国と「火星が地球にぶつかるような」熱い戦いを繰り広げたと紹介している。

 記事は今回の大会全体を振り返り、成績だけで見ると中国が絶対王者の1位で、日本は2位だったものの、日本はオリンピックに焦点を定めており体操や卓球などでは主力選手を派遣せず全力ではなかったと不満も示している。

 とはいえ、2年後の東京オリンピックで日本と中国が火花を散らすことは必至のようだ。中国は昔からスポーツは挙国体制を取っており結果を出してきたが、日本では最近になって挙国体制になったと記事は指摘。14年からバドミントン選手の費用を国が負担するようになったほか、15年からはスポーツ庁が発足するなど、国の後押しは日中とも大差なくなっているようだ。

 では、東京オリンピックで日中間の激しいメダル争いになりそうな種目は何だろうか。記事は、競泳、バドミントン、重量挙げ、体操、そして、卓球と予想した。今大会では競泳女子の池江璃花子選手が6個の金メダルを獲得し、最優秀選手(MVP)に選ばれている。記事は、池江選手を「天才少女」と注目し、彼女の台頭で水泳の金メダル数は、リオ五輪を超えるだろうと予想した。

 バドミントンに関しては、男子シングルス、女子シングルス、女子ダブルスの3つが日中で争われると予想。体操では恐らく男子が「これまでにないほどの激戦」を見せ、卓球では男女ともに、シングルス、ダブルスともに激しい争いになるだろうと予想した。

 日本は、東京五輪ではリオ五輪の約2.5倍に当たる30枚の金メダルを目指すと明言している。記事からは、中国は日本を強力なライバルと目していることが感じられ、熱い戦いとなりそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)