日本製品が高品質であることは中国でも高く評価されている。中国は製造業の高度化を目指しているだけに、日本製品の品質の高さには思うところも多々あるようだ。

 中国メディアの快資訊はこのほど、はるか昔に購入した日本製の「カセット式の録音機」が今でも問題なく使用できたという中国ネット上の書き込みを紹介しつつ、長年にわたって壊れずに使用できる日本製の信頼性の高さこそ、日本人の匠の精神を体現したものであり、中国人が学ぶべきものであると論じている。

 記事は、中国のメーカーも「カセット式の録音機」を生産していたが、「長くても1ー2年しか使えない」のが普通だったと紹介。使っているうちに様々な場所が壊れ始め、最終的に1ー2年で完全に壊れてしまうのが中国製の録音機であったとし、「なぜ同じ材料から同じ製品を作っても、日本と中国では品質に大きな差が出たのだろうか」と問いかけた。

 続けて、中国人はいつも「差不多」という言葉を多用しており、製品の品質が低いのは「差不多」という考え方のせいだと主張。この「差不多」とは「だいたい」、「そこそこ」といった意味であり、この考え方が中国の製造業全体にはびこっていると強調。確かに中国では製造業のみならず、「差不多」という言葉を耳にする機会は非常に多い。

 記事は、「差不多」という考え方は中国の進歩を阻害する考え方として100年以上も前から批判の対象になっているが、「今でも中国人は差不多の考え方のまま」であると強調。日本人のように細かい部分までおろそかにせず、「差不多」を許さない考え方こそ、中国人が学ぶべきものであると伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)