日本の居酒屋はドラマなどを通じて多くの中国人に知られるようになり、日本の文化の1つとして認識されている。中国の酒の席といえば屋台で売られる様々な食べ物をつまみに路上に設置されたテーブルで飲むものから、豪華で派手な内装の飲食店の個室で、円卓を囲み沢山の大皿の料理を食べながら飲むなど様々だ。

 中国では近年、日本の居酒屋が人気となっており、居酒屋風の飲食店も増えつつある。日本を訪れた際には居酒屋に行きたいと願う中国人も多いが、中国メディアの今日頭条は28日、日本の居酒屋の様子をレポートした記事を掲載した。

 日本も中国も酒の席は非常に賑やかだが、中国と比べると日本の居酒屋は「店内はさほど広くなく、内装は素朴で照明も薄暗い感じがする」としながらも、日本の伝統的な飲み屋である居酒屋は古くは江戸時代から簡単なつまみを出す、大衆に愛されてきた店だと説明した。続いて今回訪れた居酒屋についての印象として「空間が狭く、4人が座れる個室が格子で仕切られているが、プライバシーが保たれていないようで落ち着かない」とした。

 この中国人が気に入ったのは「生ビールの美味しさ」だったという。中国のビールに比べて麦の味が濃く、「中国でメジャーなビールよりも遥かに美味しい」と称賛。また最も気に入ったつまみは「バターコーン」で、「コーンの甘さとバターの風味が合わさった完璧な料理だ」と絶賛した。反面、居酒屋ならではの小料理の数々については、「見た目は繊細で美しいが、味は薄く、量が非常に少ないので箸を付け難い」としたた。

 例えば定番の「枝豆」について、「何の味付けもないただの水煮で少しも美味しくないのに、周囲のテーブルには必ずあるのは理解できない」とした。また、小さな鍋料理にも期待したが、「期待した濃い味付けではなかったので失望した」と率直な感想を述べた。

 大皿で出される、濃い味付けの料理でお酒を飲む中国人からすると、日本の居酒屋のスタイルは見た目は日本風で新鮮だが、味付けは口に合わなかったようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)