中国メディア・東方網は29日、「韓国人が日本人を嫌うのは分かるのだが、どうして日本人も韓国人のことを嫌うのだろうか」とする記事を掲載した。

 記事は、このほど米国の質問掲示板サイト上で中国のユーザーが「韓国人が日本人を嫌うのは不思議ではないのだが、どうして日本人も韓国人を嫌悪するのか」との質問を書き込んだとしたうえで、これに対して日本人や韓国人と思しきネットユーザーが寄せた回答を紹介している。

 まずは、日本人が韓国人を嫌う理由についての回答として「韓国人は手前味噌を並べるのが好きなほか、公共の場所で他人に対する配慮が足りない」というおそらく日本人から見た言い分と、「嫌悪するというより、見くびっているという表現の方が正確だろう。日本人は私たちを発展していない隣人だと見下している。文明的に開けていないと認識しているのだ」という韓国人サイドの主張を取り上げた。

 また、「サムスンとLGが日本のテレビ分野の主導的地位を奪ったからだ。さらに、現代や起亜もホンダやトヨタを追い上げている。不幸なことに、経済競争が双方の憎しみを生んだ原因なのだ」という分析も伝えている。

 その一方で、「そもそも韓国人は日本人のことを嫌っていない」とする意見も紹介。この回答者は「韓国人に根深い被害者意識があるのは間違いないが、総じていえば韓国人は決して感情的に日本人を恨み憎んでいるわけではない。一部の日本人は、韓国が抗日プロパガンダを教育カリキュラムの一部に組み込んでいるから韓国人は日本が嫌いなのだと言う。しかし、事実はそうではない。韓国は歴史の事実をカリキュラムの一部にしているだけだ」としており、おそらく韓国のネットユーザーによる意見だろう。

 韓国・中央日報の30日付報道によれば、ジャカルタ・アジア大会で日本と決勝を戦うことになった韓国男子サッカー代表選手が「日本に負ければ飛行機から飛び降りるという冗談をみんなで言い合った」という。日本戦に対する強い意気込みの表れなのだろうが、このような表現が「韓国人は日本人を嫌悪し、日本人は韓国人を嫌悪する」というイメージを増幅させる一因になっているのではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)