近年、中国では国外旅行を楽しむ人が増えている。日本を訪れる中国人が年々増加しているのは周知のとおりで、リピーターとして何度も訪日している中国人も多い。一方、日中間には過去の暗い歴史が存在するゆえ、大勢の中国人が日本を訪れることを快く思っていない中国人が存在しているのも事実だ。

 中国メディアの快資訊は27日、「日本を訪れる同胞を罵ったり、批判したりするのはやめよう」と題する記事を掲載し、多くの中国人が日本に魅了されるのにはれっきとした理由があるのだと論じた。

 歴史問題や領土をめぐる対立を理由に、日本に対して否定的な感情を抱いている中国人が存在するのは事実だが、記事は「日本を旅行で訪れる中国人が増加し続けているのも事実であり、そこには理由があるはずだ」と主張した。

 その理由として「日本人は病的なほどに清潔好きで、街中見渡してもごみ1つ落ちていないほどで、その清潔さを見ると中国人は大きな感銘を受ける」と指摘。また日本人が礼儀正しいことのほか、中国ではいたるところで見られる「ごみのポイ捨て」や「痰を吐き捨てない」といった習慣も素晴らしいと称賛した。

 さらに、レストランや商業施設の店員の接客態度が非常に親切であることや、質の良い品を中国よりも安く購入でき、買い物好きの中国人が「好きにならないはずはない」と紹介している。結論として記事は、中国人が日本に魅了されるのは「日本の清潔さ」、「高品質なものを安く買えるから」だと主張。ある国について判断する際には過去のことや悪い点だけにとらわれるのではなく、「良い点」についても考えてなければならないと主張した。

 暗い過去の歴史があるにもかかわらず、多くの中国人が日本に興味を持ち、日本を訪れるのは喜ばしいことだと言えるだろう。日中関係が小康状態にあることから、今後しばらくは日本を訪れる中国人の数も高い水準をキープしていきそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)