次世代の乗り物が現実味を帯びてきたようだ。日本では約20社の開発グループにより、渋滞知らずの夢のような「空飛ぶ車」の開発が進んでいるという。中国メディアの快資訊は27日、この新たな乗り物に向けた日本の取り組みを紹介し、空飛ぶ車は夢ではなくなっているとする記事を掲載した。

 空飛ぶ車の研究・開発は米国や英国などいくつかの国で行われているが、日本でも何年も前から取り組まれてきた。開発グループの1つ、CARTIVATOR(カーティベーター)は2012年から活動を始めている。政府も2020年代の実用化に向け、官民合同の協議会を年内にも立ち上げる方針だと報じられている。記事は、電気自動車や自動運転車で日本は世界に後れを取っているため、日本政府はこの分野で世界のリーダーシップを取るための法整備とインフラ整備を進めたいようだと伝えた。

 日本の開発グループは、CARTIVATORのほか、NEC、ANAホールディングス、日本航空、ヤマトホールディングスを含む約20社が参加するという。最近まではSFの中での話という感じが強かったが、現実味を帯びてきたと言えるだろう。

 記事は、日本政府はこの空飛ぶ車により、都市の渋滞を和らげ、災害時に遠隔地の島や山岳地帯での輸送を助けるほか、観光産業の利用にも期待していると伝えた。しかし、安全対策としていくつもの機関の承認を得る必要があり、実用化には数年かかると見られている。航空分野では欧米に先を越された日本としては、ぜひともこの新たな乗り物に期待したいところだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)