中国から日本に移り住む中国人は多いが、中国メディアの快資訊は26日、「最近、大量の華僑や華人が中国へ戻り、仕事を始めている」という記事を掲載した。中国経済が発展したことで、チャンスを求めて中国に戻る人が多いようだ。

 中国では過去、国外に留学し、大学を卒業後はそのまま国外に定住する人が多く見られたという。祖国の為に自らの能力を用いないことを同胞からは理解されないでいたとそうだ。しかし、近年の中国の急激な経済発展を見て、日本で暮らしていた中国人のなかには仕事やチャンスを求めて帰国する人が増えつつあると主張。彼らは日本で仕事をすることと比較し、「帰国して中国で仕事をすれば、日本で暮らし続けるより良い人生を送れる」と公言しているという。

 この数年の変化について記事は、「日本から中国へ帰国する華僑の数は増加し続けており、その多くは男性」と指摘。さらに、経済状況やビジネス面だけでなく、日本で暮らしていても結婚相手を探すのが難しいという問題のほか、「日本社会の規則の多さは仕事でも生活でも大きなストレスをもたらす」ことなどが、中国に帰国する男性が増えている要因として挙げた。

 一般的に、国外に移住し、移住先の国籍を取得した中国人を「華人」と呼び、中国籍を放棄していない中国人は「華僑」と呼ばれる。覚悟を決めて国外に出た華人や華僑たちの変化に対し、中国ネット上では「たとえ中国に帰国したとしても、中国籍を放棄していたら再び中国籍を取ることはできず、中国で良い待遇は期待できないことは恐れないのか」という声もあるようだ。経済の動向を見極めるのは難しいが、進取の精神を持ち、各国で成功を収めて来た華僑や華人たちの手腕は過小評価できないものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)