広大な国土の中国には多くの風光明媚な観光地があり、国内外を問わず多くの観光客を魅了している。中国メディアの快資訊は21日、中国の観光地のなかには「中国人の面子を潰した観光地がある」と主張し、「日本人や韓国人は無料なのに、なぜ中国人から入場料を取るのか」と訴える記事を掲載した。

 中国には多くの世界遺産があり、評判を聞いて中国国内から多くの観光客が押し寄せ、賑わいを見せている。一方で、多くの観光客が押し寄せることによって観光地の商業化が進むなど、環境に影響を及ぼし、結果として評判が損なわれるという事態も発生しているという。

 しかし、国内での評判が下がっても、外国からの観光客は「中国の文化、美食、風景が醸し出す中国ならではの世界観に魅了されている」とし、観光地の収益をもたらしていると指摘した。

 それゆえ一部の観光地では、地元政府が日本人を含む外国人に対して入場料を無料にするという政策を始め、観光客を誘致することを始めた。この政策が中国人の間で大きな不満を生んでおり、記事は「中国人の面子を潰した」と主張した。記事が取り上げたのは、江西省にある有名観光スポット廬山で、ここは世界文化遺産としても高い評価を得ている。

 記事は、「廬山は中国人にとっては中国十大名山に数えられる親しみのある山」であり、学生の頃は授業で廬山について詠まれた詩や描かれた絵画を学んで、「祖国の誇りを感じる山」であると主張する一方、「なぜ我々からは入場料を取り、日本人や韓国人は無料なのか」と納得がいかないことを露にし、「これは不平等で、外国人に媚を売っている行為に他ならない」と怒りを示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)