中国メディア・東方網は26日、「今の中国アニメ産業は日本に及ばないが、ある点では日本を大きくリードしている」とする記事を掲載した。

 記事は、「日本のアニメ業界は世界をリードする地位にある。彼らトップレベルのマンガ家、専門的で優秀なアニメーター、そして、素晴らしい声優を擁している。日本のアニメが世界からこれほど歓迎され、愛される理由は単に制作面で優れているからではなく、さらに良いものを作ろうという追求心があるからなのだ」と説明した。

 その一方で、「われわれは、日本がかなわないものを持っている」と指摘。それは、アニメゲーム市場であるとした。そして、先日終了したばかりの中国国際デジタル双方向娯楽展覧会に非常に多くのアニメゲームファンが集い、大きな盛り上がりを見せたこととともに、中国のアニメゲームユーザー数がすでに5億人を超えており、今年上半期だけで中国で開発されたゲームの収入は693億7000万元(約1兆1300億円)に達したと紹介している。

 また、外国の投資家が中国のアニメゲーム市場について「世界のアニメゲーム産業において最も市場価値を持つ大本営である」との認識を示していること、米国で発表された昨年のインターネットトレンド報告にて中国がすでに米国を抜いて世界一のアニメゲーム市場になったと指摘したことを伝えている。

 記事は、「われわれ中国にはたくさん人材がいる。不足しているのはその才能を発揮する場だ。よりよいプラットフォームができ、才能を開花させるチャンスが増えれば、アニメ産業においても日本を抜くのは時間の問題だ」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)