社会主義国である中国では様々な分野において情報の統制や検閲が行われており、それは映画などのエンターテイメント分野も対象となっており、中国の国情に合致しないとなれば発禁処分となったり、公開や販売が許可されないことになる。

 漫画やアニメは、日本が世界に誇る文化の1つだが、中国では「若者に与える影響の大きさ」を懸念する声もあるようだ。

 中国メディアの快資訊はこのほど、中国のネット上では日本のアニメに気軽に触れることができる環境にあることを指摘する一方、暴力的な内容などが含まれた成人向けアニメですら容易に視聴できることを指摘し、「何らかの形で管理・監督することが必要な状況だ」と指摘した。

 記事は、日本のアニメが中国の未成年に与える影響は、「良いものもあれば、悪いものもある」と指摘。優れた日本のアニメから日本という国を学び、日本の文化についての知識を得ることができるため、すべての日本のアニメを排斥する必要はないと強調した。

 一方で、成人向けアニメや暴力的な内容のアニメをはじめ、中国の青少年にとって好ましくない影響を与えかねない内容の作品が存在するのは事実であるとし、青少年がこうした作品に容易に接触できるのは問題だと強調。中国国内で発禁処分となっても、ネットを通じて接触することが可能な今、中国の青少年に対する影響を最小限にとどめるためには関連部門と保護者による「管理・監督」が必要だと指摘している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)