訪日中国人の増加で、中国では日本の多くの美食が知られるようになっている。中国メディアの快資訊は21日、「世界で最も高い牛肉」として日本の神戸ビーフを紹介する記事を掲載した。神戸ビーフは2012年から輸出されるようになり、世界的にその存在が知られるようになったが、同時に高価なことでも有名である。世界で最も高い食べ物ランキングに選ばれるほどだ。

 記事は、神戸ビーフがいかに高いかを紹介。中国人の一般的な収入からすると、「1カ月の給料で何口か食べられるだけ」というほど高いとしている。中国で最も消費されている肉は豚肉と思われるが、最近では牛肉の人気も上がってきており、ステーキ店もずいぶん増えた。記事は、神戸ビーフの高価さは中国人のイメージする牛肉の高さの比ではなく、「お金を食べる」ようなものだと表現した。

 それにしても、なぜ同じ牛肉なのにそんなに高いのだろうか。記事は、この品種の牛はとても「希少」で繁殖の数も少ないため、値が張るのだと紹介。世界市場で有名になるにつれ需要が増えているが、認定基準を変えてまで供給量を変えることはしないため、高価格になるという。神戸ビーフ・神戸肉流通推進協議会によると、年間で日本の牛肉の消費流通量のわずか0.16%に当たる5000頭しか神戸ビーフに認定されていないとされ、こだわりと誇りを感じさせる。

 記事は最後に、しかし一番の理由はやはり「肉質」の良さにあるとも付け加えた。他の肉とは比べものにならないほど新鮮でみずみずしい食感と、見入ってしまうほどきれいなサシが入っていると紹介した。中国は日本からの牛肉の輸入を禁止しており、中国人が神戸ビーフを食べたければ日本や日本から輸入している台湾や香港などの国や地域へ行く必要がある。とはいえ、日本に来たら本場の味を是非試してもらいたいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)