日本人にとってチャーハンや餃子といった中華料理はもはや家庭料理の定番となっており、時々無性に食べたくなるという人も多いだろう。しかし、日本人にとって馴染み深い中華料理のなかには「中国には存在しない中華料理」も含まれている。中国メディアの快資訊は19日、「日本人が愛してやまない中華料理のなかには中国人が見た事すらない料理もある」と紹介する記事を掲載した。

 記事の中国人筆者はかつて留学生として日本で学んだことがあるようで、当時の日本人の友人が口にした「天津飯」という言葉に当初、戸惑いを感じたという。その日本人の友人は自分の好きな中華料理として「天津飯」を挙げたが、中国人筆者にとっては初めて耳にする言葉で、中華料理とは思わず「誰かのあだ名か」と勘違いしたそうだ。

 そして、「天津飯は中華料理ではない」と断言しても、日本人の友人は「中華料理だ」と言って引き下がらなかったというエピソードを紹介し、「日本人に中華料理として愛されているが、中国には存在しない中華料理」があるとし、そのいくつかを写真と共に紹介。まず「天津飯」については、「見た目はオムライスの様だが、上にケチャップの代わりに中華スープの餡がかかっている」と説明し、天津は中国の都市名だが「天津で生まれ育った中国人も、一度も聞いたことのない料理だ」と指摘した。

 そのほか、「中華丼」については「ご飯の上に八宝菜がかけられた丼」と説明し、「八宝菜は中華料理だが、ご飯の上に掛ける食べ方はしない」と主張した。また「冷やし中華」、「ラーメン」、「エビチリ」を上げ、「中国に由来があるとしつつも、既に日本独自の創作料理となっている」と指摘した。

 中国人が目にすると戸惑ってしまう日本の中華料理だが、「たとえ中国に無い料理でも、大事なのは味だ」と主張し、美味しそうに食べている日本人の姿を見ると食べてみたくなる中国人は多いことを紹介している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)