中国メディア・東方網は20日、「日本にツアーでやってきた中国人観光客が店で弁当を買った時に憤慨した」とする記事を掲載した。

 記事は「ある中国人男性がツアーで日本を訪れた。ちょうど食事の時間になったので、この男性は日本らしい食べ物を食べてみようと思い、店で弁当を買おうと考えた。実際に購入してさあ食べようという段になると、ガイドから『こういう店で売られている弁当は基本的に冷めてますから、慣れていないのなら食べない方がいいですよ』とアドバイスした。それを聞いた男性は『どうして冷めた弁当など売るのか、店に文句を言ってやる』と激怒した。ガイドは慌てて『日本では冷たい弁当が普通ですから』と慌てて止めたという」と紹介した。

 そのうえで、中国では食事は基本的に熱々で提供され、冷めたものを出せば客からクレームが出るのに対し、日本では弁当を冷めたまま食べる習慣があると説明。それは資源が少ない日本における節約意識と関係があるとした。

 「冷たい弁当など売りやがって」と気分を害した男性客は、日中間の習慣の違いに関する説明を受けて「おお、そうなのか」と納得したとのこと。このガイドは男性客に対して、冬でも子どもたちが短パンで、女子学生がミニスカートで過ごすなど、日本人が寒さや冷たさを中国人ほど敬遠していないことも伝えたようである。

 記事はさらに、日本人が弁当をはじめとする食べ物をむやみやたらに加熱しない別の理由として、「加熱しない方がおいしく食べられることがある」という点を指摘した。その例としておにぎりを挙げ「加熱してしまうと変形するうえ、風味が落ちる」と説明するとともに、食べ物と一緒に温かいお茶をすすることによって温と冷のバランスを調整しているとも伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)