日本を訪れる中国人が増え続けているが、中国人からすると「中国を訪れる日本人が増えないことは不公平」と感じられるようだ。中国メディアの快資訊は10日、「中国人はこんなにも日本旅行が好きなのに、なぜ日本人はあまり中国に訪れないのか」と訝る記事を掲載した。記事は日本人が中国にあまり訪れない理由について、「日本人は現実的過ぎるからだ」と独自の主張を展開している。

 現在の中国では空前の旅行ブームが起きており、国内外に関わらず、美食や景色を楽しみ、見聞を広げることは日頃のストレスから解放される最も良い方法と受け止められている。

 記事は、日本や韓国、米国、仏国は人気の渡航先となっていることを指摘。また、中国にも外国人を魅了する悠久の歴史や美食などの文化が存在し、多くの旅行客が訪れていると指摘する一方、「日本人にとっては中国は人気の旅行先とはなっていない」と不満を述べた。

 続けて、その背後の要因を分析し、「日本人は現実的過ぎるからだ」と指摘した。たとえば、「日本人は中国に対して、歴史にそぐわない教科書の内容によって作られた既成概念を持っている」としたほか、日本人は中国滞在中に「中国人から誹謗中傷を受けるのではと心配している」と主張した。

 他にも、「中国の食品の衛生状態や安全性を懸念し、中国に行っても口にできるものが無いのではと心配している」と指摘した。このように全体的に日本人は中国に対してネガティブなイメージを抱いており、旅行先として考慮する際に「様々なことを現実的に考え過ぎる余り、中国が魅力的な旅行先とは感じられなくなっているのでは」と独自の分析を展開した。

 近年の日本では台湾旅行は人気だが、確かに中国への旅行は人気となってはいない。日中関係の低迷のほか、大気汚染や食の安全性、さらには過去に発生した反日デモなどの影響が今も存在しているのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)