近年、日本を訪れる中国人旅行客が増加していることは広く知られている。日本政府観光局によれば、2017年に日本を訪れた中国人は前年比15.4%増の735万5818人に達し、全体の25%以上を占めた。中国人旅行客は日本滞在中に買い物を楽しんだり、日本のさまざまな文化を体験したりしているようだが、意外なことが多くの中国人を日本に惹きつける要因ともなっているようだ。

 中国メディアの快資訊は8日、非常に大勢の中国人が日本旅行を楽しんでいることを指摘しつつ、中国人は日本滞在中に中国では見られなことに震撼することになると伝え、中国ネット上では「中国人が日本を訪れたがるのも無理はない」といった声があがっていることを伝えた。

 記事は、日本の公共交通機関を例に挙げ、「日本人の乗客は整然とバスや電車に乗っている」とし、その様子を写した写真を紹介。車内の通路に足を投げ出すような乗客はおらず、誰もが他の乗客に配慮している様子が見て取れると伝え、「日本の公共交通機関で不愉快な思いをすることはない」ことを伝えた。こうした整然とした社会が中国人を驚かせ、日本という国を魅力的に見せているようだ。

 また、日本は経済の発達した国であるにもかかわらず、伝統的な和服を着る文化が残っていると紹介。多くの中国人にとっての伝統的衣装である「漢服」を着ていたら、周りから異様な目で見られてしまうと嘆いた。中国は現代化が進むと同時に「伝統」が数多く失われているのに対し、日本は先進国でありながら伝統を捨てていないことも中国人にとっては魅力のようだ。

 こうした日本の礼儀や伝統を重んじる文化が多くの中国人を日本に惹きつけている要因の1つであると記事は主張している。経済発展の著しい中国だが、中国人も心のどこかでは伝統や礼儀を重んじており、日本で雰囲気を感じることができるのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)