高級避暑地として知られる河北省秦皇島市のビーチリゾート北戴河では、毎年夏に共産党の最高指導部や長老らが集まり、今後の政策や党人事を話し合う非公式の重要会議「北戴河会議」が開催されている。非公式ながら、党の要人が会談することによって、特に人事面において重要な変更のきっかけになることもあり、毎年、その会議の内容が注目されている。今年は、米国との貿易摩擦がエスカレートする中での開催とあって、海外メディアも含めて、会議の様子に注目を強めている。
北戴河会議については、近年は習近平国家主席への権力の集中が進み、会議の形骸化も言われていた。2015年には「習主席が会議の開催に反対している」と報・・・・
米中貿易摩擦拡大の中で中国で重要な政治イベント、党機関紙はアップル不買運動を匂わせる記事を掲載
2018-08-11 11:12
