中国では日本人の国民性について、しばしば「恐ろしい」という表現が使用される。「個人よりも集団を優先する行動を見せること」や「誰もが自発的にルールを守ろうとすること」など、中国ではあまり見られない行動を見せる日本人の国民性は「中国人にとって恐怖を感じる」ものらしい。

 しかし、中国人も外国人から見ると「恐ろしい」存在のようだ。中国メディアの快資訊は8日、ロシアの一部都市でこのほど、大量に押し寄せる中国人を「退去」させるよう政府に求めるデモが行われ、約5万人もの人が集まったと伝え、その理由は「ロシア人が中国人を恐れているからだ」と主張する記事を掲載した。

 記事はまず「中国はどの国が相手でも、友好的かつ相互発展を理念に付き合っている」と主張する一方、ロシアで中国人の退去を求めるデモが行われたことを紹介し、中国にとっての友好国とされる国の人びとが中国をどのように見ているかがよく分かる事例だと論じた。

 続けて、中国人はロシアで自動車や不動産を購入し、現地の経済に貢献しているはずだと指摘する一方、デモが行われた都市に住んでいる中国人は2010年ごろにはほとんどいなかったが、現在は約1万人まで増加したと指摘。中国人住民が急激に増えていくことについて、現地の人びとは「中国の都市になってしまう」と危機感を抱いているようだと紹介した。

 続けて、ロシアで見られた事例は中国とロシアの二国間関係に影響をもたらすものではないとし、むしろ、「中国経済の拡張を示すものだ」と主張し、もはや中国の経済力と影響力は日本などを大幅に上回っていることが見て取れると胸を張った。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)