海外旅行にいくと、飛行機のチェックイン時に預けた自分のトランクがボコボコになった状態でターンテーブルから出てくるということがしばしばある。多少丈夫なトランクにしておかないと、1回限りの使い捨てになってしまうことだってあるのだ。中国メディア・東方網は6日、「日本の空港での荷物の運搬を見たら、彼らは確かに細やかだと言わざるを得ない」とする記事を掲載した。

 記事は、「ネット上で近ごろ、日本の空港の係員が預け荷物を運搬する動画が話題を集めた」と紹介。以前ネット上で流れた外国の空港で預け荷物を運搬する作業の動画では基本的に荷物をみんな放り投げていたとする一方、このほど話題を集めた日本の動画では荷物をそっと持ち上げてはそっと置き、荷物が1点ずつ丁寧に並べられていると伝えた。

 また、雨が降って濡れてしまったトランクについては、荷物が出てくるターンテーブルにいる地上係員が1つ1つ水滴を拭き取っていたと紹介。「これは完全に、乗客の荷物を自分の荷物と同じように扱っているのだ」と説明している。

 記事は、「空港のスタッフの細やかさだけではなく、日本ではさまざまな面において、しばしばその精緻さで外国人観光客を驚かせるのである」とし、公衆トイレに乳幼児用の座席が備え付けられていること、ガムのボトルに包んで捨てるための付箋のような紙束が入っていること、スーパーには買ったものを安心して預けておける冷蔵コインロッカーがあること、空港で飛行機が滑走路に向かう際、地上の係員が整列してお辞儀をしたうえで手を振って見送ってくれることなどを併せて紹介した。

 「乗客の荷物を自分の荷物と同じように扱っている」という記事の指摘は重要だ。それは空港の係員やホテルのポーター、さらには宅配便のドライバーなどサービスを提供する者に限らず、一般生活においても「他人の物をぞんざいに扱わない」という心掛けは必要なのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)