国外旅行ブームの中国。日本は人気渡航先の1つとなっているが、中国メディアの快資訊は7月30日、「注意しないと中国人観光客は知らずに日本でタブーを冒してしまう」と注意を促す記事を掲載した。

 日本は各地に美しい景色があり、地域によって多種多様な文化を楽しむことができ、観光の魅力がぎゅっと詰まった国として中国人に人気の渡航先となっている。しかし、「文化や習慣の異なる場所を訪れるからには、その国について多少なりとも理解している必要がある」と指摘し、それは中国人が国外から中国を訪れる観光客に望むのと同じだと主張した。

 そして、ある中国人観光客の日本での経験を紹介した。この中国人は初めて日本を訪れ、東京の百貨店で買い物を楽しんでいたが、エスカレーターを利用する際に周囲の視線がとても気になったという。この中国人は「何もおかしなことをしていないのに」と訝しく感じていたが、ガイドから「日本ではエスカレーターでは片方に寄って並ばないといけない」と指摘されたという。

 指摘されて初めて知った日本の習慣だったようだが、「急いでいても列に割り込んだり、前の人を押したりしてはいけない」と後から聞いて思わず赤面し、「日本にはなんて奇妙な習慣があるだ、絶対無理」と叫んだそうだ。

 多くの中国人観光客はこうした日本の習慣を知らないため、知らずして日本人から奇異の視線を集めてしまっていると指摘しつつも、こうした習慣も周囲の人を配慮しての「基本的な礼儀」なのだとした。

 記事は、日本は礼節を非常に重視する国であり、日本を訪れる際は周囲をよく観察し、「自分や祖国ににとって恥となる行動には注意する必要がある」と指摘している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)