日本人は礼儀正しいと言われるが、それは幼い時からマナーを教えられているために、社会の質が高くなっていると言えるだろう。中国メディアの快資訊は4日、日本の教育理念から中国が学べることに関する記事を掲載した。子どもが「スタートラインで勝てる」秘訣を学べるという。

 記事の中国人筆者は、夏休みを利用して子連れで日本旅行に行った友人から話を聞き、日本の教育にすっかり感心してしまったのだという。印象に残った話を2つ紹介している。友人の子どもは、日本で友達ができたそうだが、一緒に電車に乗った際にあまりに礼儀正しくて驚いたそうだ。日本の子どもたちは別れるときに、お辞儀をして「さようなら、また会えるのを楽しみにしています」としっかりあいさつし、電車が見えなくなるまで手を振って見送りしてくれたそうだ。「中国ではこんなにきちんと別れのあいさつをしたことはない」と思ったという。

 さらに、旅行中タクシーに乗ったそうだが、日本の子どもたちは道を渡るときも礼儀正しかったと感心している。停止してくれた両側の車にお辞儀してあいさつしていたことに、心が温かくなるとともに、自分も子どもたちも生活の細かいところまでもっと注意しなければならないと思った、と振り返っている。

 もちろん日本の子どもたちも、生まれた時から自動的に礼儀正しいわけではない。親や教師に教えられて初めて学ぶのだ。記事は、日本では幼稚園から生活の細かな点まで礼儀を学ぶと紹介。登園したら靴の泥を落として履き替え、自分の荷物は決められたところに置き、子どもも幼稚園の先生もお辞儀をしてあいさつする。また、笑顔でありがとうと言うことも教えている。

 記事は、日本の教育が絶対に正しいというわけではないと前置きしながらも、学べる点は多いと高く評価している。中国にはわがままで自分勝手な子どもが多いと言われる。また、常に大人に依存して、自分のことが自分でできない子どもも少なくない。幼い時から自分のことは自分で行い、他人を思いやる心やルールを守る習慣を教えることは、社会のためにのみならず子ども自身のためにもなるのは事実だろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)